地歌舞(Jiutamai)とは 

「地歌舞」は日本の古典舞踊の中でも格調の高いものといわれている。その昔は城内(御殿舞)でも舞われていた。後、中流、上流家庭などでも舞われるようになった。また京都の舞妓や大阪の芸妓にも舞われている。地歌舞の歴史は古く400年とも言われ、元々は神様などに舞いを奉納していたと言われている。

 「地歌舞」は本来広い場所で多くの人に見せるものとして発達したものではなく、座敷のような比較的限定された範囲での、近くで鑑賞できる空間で舞われる事を目的としてきた。いわゆる「気」を感じ合える範囲内で「舞」を共有するという事から、動きも「歌舞伎舞踊」(いわゆる一般に日本舞踊と呼ばれているもの)のように大きく誇張したところは無く、あくまで「人間の自然の動き」を基本にして創られている。  基本姿勢としては「歌舞伎の所作」よりも「能」の動作に近いものといえる。実際に能の影響を強く受けながら完成されてきた古典芸能で、地歌がまだ三味線が無い室町時代に琵琶の演奏によって始まったことから、舞もその頃から始まったと考えられる。明治以前には「地歌舞」とは言わずに単に「舞」と呼ばれていた。




Ufo

Aoi no Ue 地歌舞 古澤侑峯 (Furusawa, Ufo) 紹介

古澤流宗家二代目家元。「地歌舞」を継承し、「御殿舞」も修めている。古典の発展と普及に務めつつ、実験的活動も重ねて独自の舞の世界の構築を目指す。国内外での招聘公演も多く、伊勢神宮、清水寺、天竜寺などでの奉納公演も多い。海外では米国のカーネギーホール、イタリア・ベッキオ宮殿、ポーランド・マルボルク城、スエーデン・シンスカッテベルグ電子音楽祭ほか、パリ、ベルサイユ、上海、イギリスなどでも出演をしている。受賞も多く大阪芸術祭、京都芸術賞など受賞2000〜2008年には「源氏物語五十四帖」を舞に作品化した「源氏舞」を完成させている。2009年から「雪」を100回舞う「雪百景」のシリーズも展開している。

HiroyukiKurosawa

Aoi no Ue 三絃 津軽三味線 黒澤博幸 (Kurosawa, Hiroyuki) 紹介

1972年、岩手県盛岡市生まれ。7歳から三味線を習い始める。17歳で白川流津軽三味線奏者井上勇美人(いのうえ・ゆみと)のテープで学び、続いて巨匠・高橋竹山のテープを譲られ竹山の哀愁を帯びたフレーズと白川流の華麗さとダイナミックな叩きなど津軽三味線を独学で習得、独自の奏法を完成した。2002年〜2004年「津軽三味線全日本金木大会」最高賞の「仁太坊賞」—NITABOH—を3年連続獲得している。現在各ジャンルの演奏家、音楽とのコラボレーションを行い幅の広い活動を続けている。